なんとなく、わかる。
先月、高樹沙耶さんが、いろいろとニュースに取り上げられ、そこで見えてしまった闇。
それは、「付き合う異性に染まりたい願望」
おそらく、女性の方が、この感覚を持ってる人は多いと思う。
負のスパイラルというか、なんというか、
・私を夢中にさせてくれる人!
・もっと好きなってもらいたい!
・もっと相手と同じ世界を見たい!
・この人なら、私を変えてくれる気がする!
その熱は、恋心は、打ち上げ花火よろしく、それはそれはものすごい熱を帯びて、燃え上がるんですよね。
その集中力と、熱の渦中のアドレナリンったら、もうすごくて、いったい、華奢な女性の身体のどこからそんなパワーが…?となるんですよ。
でも、一過性の熱は、なんていうか、
燃費が悪い。
打ち上がった大玉の花火は、
一瞬、美しさを魅せつけて、
あとは散るしかないんですよね。
とても、消耗するんですよね、
その最中にいる時は気がつかなくても。
冒頭の、彼女のニュースがテレビの画面に映る度に、なんともいえない気分になった。
心をえぐられるような。
見たくない部分をまざまざと映し出されるような。
でもそれを、
自分を大切にしていない
とは、思わないでほしい。
むしろ、そういった女性達は、自分を守ることに必死なのだと思う。
そもそもよくわからない自分自身を、
毎日必死で奮いたたせている。
ただ、消耗のループは、
本人が気づかない限り、
外れないんだよね。
なんだって、そうだよね。
自分を客観的に見る、みたいな視点が必要かもしれない。
そこにおいても、
極端にならずに、
穏やかに、
そして、
毎日を歩いていかなくちゃね。